【さくら成長日記】専攻科生の暁星祭

看護科・看護専攻科では、学校生活や行事を通して教員が見つめた生徒の成長を紹介しています。今回は看護専攻科の副担任が担当しました。

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 9月23日に暁星祭が行われました。専攻科は自治会として参加しました。その内容は「おなか探検隊」。教室に消化管を再現し、食べ物になって消化管の中を巡ってもらおうという試みです。教室の入り口が唇、一歩入ると巨大な舌が、いらっしゃいとばかりにお出迎えです。胃、小腸、大腸と続き、最後はお決まりの「映えスポット~unchi family」で、ハイ、ポーズ! そんな計画で進めていたはずが…。
 それぞれの出来栄えはまあまあですが、臓器を一堂に並べて見ると、なんか?ちょっと?ちぐはぐな感じです。各臓器の大きさやそのクオリティに全く統一感がありません。それぞれの担当が、自分の作成する物だけを見て作ってしまった結果です。ただ、それには理由があって、もとより高校生より時間がタイトであり、加えて病欠者が出たり自治会活動もストップしたりで、計画通りに進められない日が何日も続いたからです。暁星祭のほんの数日前、やっと動き始めた自治会ですが、現在できている臓器たちを並べて、専攻科の学生はある大きなことに気づいたようでした。ある学生は「リアルを追求したい」と。またある学生は「経費をかけないようにしよう」「おもてなしの心が大事だよね」「おもしろおかしく、お祭り感だしまくり~」。学生の向いている方向が、少しずつ違っていました。「目標が定まらないって、こんなことになるんだ」と痛感した様子でした。しかし、専攻科1年生のすごいところはここからです。前日の展示準備はお互い声を出し、アイディアを出し、自ずと役割分担が決まり全員が一生懸命働いていました。少しでも良くなるように頑張ろうと。
 当日の展示を見て、専攻科1年生は何を感じたでしょう。失敗でも、成功でも、人は自分が判断し行動したことから学びます。学びの多い暁星祭だったのではないでしょうか。