祝 進級 - 専攻科1年生決意の言葉
看護専攻科では進級にあたり、代表生徒が決意の言葉を述べましたので紹介します。
専攻科1年生代表の言葉
私たち51名は、本日、看護専攻科へ進級いたします。
新型コロナウイルスの感染拡大の予防のため、約1か月ぶりの登校となり、新しいデザインとなった専攻科の制服を着て、新たな環境で学べる日を心待ちにしていました。
私たち16回生は自ら発信することが苦手で、主体的に行動できていない場面が多々ありました。何をすればよいかはわかっているばずなのに、誰かが行動してくれるだろうと人任せになってしまうからです。また、提出物など提出日に間に合えばよいという考えで、終わらせることがぎりぎりになってしまったり、終わらせることに精一杯になり、理解が不十分なままとなり、自分のための学習になっていませんでした。しかし、たくさんの課題がある中で、私たちの強みは、お互いに助け合い、相手のことを思いやれることだと思います。高校課程の3年間でテストや実習など、いろいろな困難に直面しても、1つ1つ乗り越えることができたのも、ここにいる仲間がいたからだと感じます。
専攻科課程では、より専門的な学習となり、一段と学習内容が難しくなったり、実習ではより実践的になっていき、時には辛く逃げ出したくなってしまうこともあると思います。しかし、辛い時こそ明るく、励ましあい、助け合えるという強みをいかし、51名で思いやり協力し合い、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。
3年前、自分の意思で看護科に入学し、そして本日、専攻科生となりました。この式に出席し、自分の意思でこの学校に入学したからこそ、看護師になるという夢を実現しなくてはいけないと再認識する機会となりました。この決意を胸に、一人ひとりが悔いのない専攻科生活を過ごしていきたいと思います。知識や技術だけでなく、精神面も成長できるよう、自分の課題と向き合いながら、1日1日を大切に努力していきたいと思います。