【さくら成長日記】動画づくりで垣間見た看護の心
看護科・看護専攻科では、学校生活や行事を通して教員が見つめた生徒の成長を紹介しています。
今回は看護専攻科2年生の担任が担当しました。
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4月28日、5月2日に看護専攻科1、2年生の合同研修が行われました。本来であれば外部の施設で宿泊研修を行う予定でしたが、コロナ禍のため校内で「看護科の日常」をテーマにした動画制作を行いました。生徒目線で“看護科紹介”、“授業ファイルの綴じ方”、“看護学生あるある”などの動画を制作しました。そこで垣間見た看護の心を紹介したいと思います。
4月の初めにグループ編成し、間もなく専攻科2年生の1クール目の領域別実習が始まったため、事前のテーマ設定や構成は専攻科1年生が中心となり考えてくれました。
当日、詳細な構成やセリフを考える場面で、専攻科2年生から『1年生がここまで考えてくれていたからあとはこれをみんなで決めよう』という言葉がけがあったり、専攻科1年生から『ここまでは考えたのですが、ここからどうしたらいいですか?』と2年生に相談する場面が見られました。専攻科1年生と2年生がそれぞれお互いの状況や立場に気を配った話し合いをしていました。相手の状況や立場に立って考える、配慮するという看護師に大事なスキルを研修を通して意識することができていました。
また、どのグループも学年の垣根を越え、協力し合い、楽しみながら動画撮影や編集を行なっており、編集技術の高さに『さすがZ世代!』と感心しました。
連休をはさんだ1日半の校内研修でしたが、勉強や実習の合間の良い息抜きになったのではないでしょうか。
専攻科2年生は2クール目の領域別実習が始まっていますが、この研修での経験をいかして、悩みながらも、患者さんの立場に立った看護を考え実践するということを心がけていきましょう!